"混沌" と "均衡" の狭間を表現した珠玉のコラボレーション!
日本のストリートファッションを知る上で、"裏原"というカルチャーの起源を抜きには語ることはできないだろう。文化服装学院在学中であった高橋盾氏が1990年に立ち上げた、"UNDERCOVER(アンダーカバー)"は原宿の、"プロペラ通り"に伝説のショップ、"NOWHERE(ノーウェア)"をオープン。リリースするアイテムがことごとく完売、店頭には在庫がほぼないというような状態は、敏感なファッショニスタたちの熱視線を集めた。そして2010年に始まる、"NIKE(ナイキ)"とのチームアップにおいてもブランドの30年間という時を超え、なおも現代のスニーカーヘッズたちを魅了し続けている。
注目の両者による最新コラボレーションは、ストリートとモードの間に位置づけられるアンダーカバーの世界観を反映した、"DUNK HIGH 1985(ダンク ハイ 1985)"だ。ホワイトとブラック2カラーそれぞれのモノトーンで構成されたハイカットのシルエットにはミッドソールのスプラッシュ以外、派手なカラーブロックも特別なギミックもない。しかしながらヒールには、"CHAOS(カオス、混沌)"と、"GLEICHGEWICHT(グライヒゲヴィヒト、均衡)"という相反する2つのワードを大胆に配置。そこにはまさしくアンダーカバーの、高橋盾氏の表現する反骨精神と、磨き上げられた世界が融合している。ブランドのマインドを読み解くファンにこそふさわしいデザインといえるだろう。
UNDEECOVERの2021年秋冬コレクションでモデルの着用画像が公開された。現段階ではリリース日は未定とのこと。
UPDATE
日本国内では2022年2月28日より、NIKE+SNKRSにてブラックが発売予定。価格は19,800円 (税込)。
また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのTwitterやFacebookなどで報告したい。
■WHITE ※UNDERCOVER限定
■BLACK (DQ4121-001)