数奇な運命をたどった "POSITE" シリーズが復活!
1997年、NBAのプレイオフにおいて、"ORLANDO MAGIC(オーランド・マジック)"を率いたヤングスター、"ANFERNEE ‘PENNY’ HARDAWAY(アンファニー・’ペニー’・ハーダウェイ)"のシグネチャーとしてデビューを飾った、"NIKE AIR FOAMPOSITE ONE(エア フォームポジット ワン)"。現在のスニーカーシーンにおいても受け継がれる、"FOAMPOSITE"だが、シリーズにテニスシューズが展開されていたのはあまり知られていない事実だ。
2002年にキャリアの晩年に差し掛かっていた、"ANDORE AGASSI(アンドレ・アガシ)"のシグネチャーとして登場したポジットシリーズ、"AIR ZOOM COURTPOSITE(エア ズーム コートポジット)"。バスケットボールシューズと同様に、アッパーをシームレスな光沢のある象徴的な合成素材で構成し、アウトソールにはグリップを高めるパターンが採用されている。ところが、サングラスのケースをヒントにした合成素材のアッパーは特有の硬さがあり、アガシ本人は着用せずに終わるという数奇な運命をたどり、その後シリーズが継続されることはなかった。20年余りの時を経て移り変わった時代において、いかなる評価を受けることになるのだろうか。
海外では2023年に発売予定。価格は未定。※画像はオリジナルを使用。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのTwitterやFacebookなどで報告したい。