西ドイツ軍が実施用していた "ARMY TRAINER" が復活!
1948年に始まる、"PUMA(プーマ)"の歴史をさかのぼると様々な興味深いストーリーに出会うことが多い。いよいよ幕を開けるオリンピック、と言えば1968年のメキシコシティ・オリンピックにおける、"BLACK POWER SALUTE(ブラックパワー・サリュート)"が思い出される。今作、"ARMY TRAINER(アーミー トレイナー)"もそんなストーリーを秘めた歴史あるスニーカーだ。
1970〜90年にかけ、西ドイツ軍が公式に採用していたインドア用トレーニングシューズ、"GERMAN TRAINER(ジャーマン トレーナー)"。プーマやアディダスが生産を請け負い、軍に支給されていたが、もちろん商用目的ではないためロゴなどは入っていなかった。軍での使用が終了となった後、サイドにプーマの象徴フォームストライプロゴを加えて登場したのが、"ARMY TRAINER"だ。ホワイトは訓練生用で現存するものも多いが、ブラックは上士官用として支給されたもので見かけることは少ない。シャープなシルエットと華美に飾ることのないシンプルなデザインは、現代のスニーカーシーンにおいても色褪せることなく、古き良き時代へといざなってくれるだろう。
日本国内では2021年7月17日より一部のプーマ取扱店にて発売予定。価格は12,100円(税込)。
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