ヴァージル最後のコレクションがチャリティーオークションで登場!
2021年11月28日、"LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)"のクリエイティブ・ディレクターを黒人として初めて務めた、"VIRGIL ABLOH(ヴァージル・アブロー)"の突然の死は、世界中を震撼させた。ヴァージルが残した最後のコレクションは、同年12月1日、"VIRGIL WAS HERE"として公開された。そしてスニーカーカルチャーの臨界点へと到達した、"NIKE(ナイキ)"との究極のコラボレーションとなる、"AIR FORCE 1(エアフォース 1)"が、チャリティーオークションにより先行販売される。
"Rob Base & DJ EZ Rock"による1988年のヒットナンバー、"It Takes Two"のジャケットで着用されていた、スウッシュにルイ・ヴィトンのモノグラムを貼り付けたカスタムのAF1にインスピレーションを受けたとされる今回のコラボレーション。ヒップホップカルチャーの初期に見られた、黒人たちのハイブランドへの憧れを、ハイファッションとスポーツウェアへと敬意を込めて融合させた結果であることが明らかとされている。モノグラムのエンボス加工を施したオレンジのパイロットケースに、3Dのスウッシュと、"LOUIS VUITTON AIR"のロゴを備えたタグが付属する特別仕様で、ルイ・ヴィトンを代表するモノグラムとダミエを使用した1足の他、複数のカラーが登場するようだ。人種やカルチャーの壁を越え、ファッションを新たな次元へと導いたヴァージルの思いが込められた遺作となっている。
海外では2022年1月26日〜2月8日の間、" Sothebys(サザビーズ)"のオークションにてパイロットケース付属の200足が出品予定。価格は2000ドルからスタート。なお収益金は"Virgil Abloh(ヴァージル・アブロー)"が立ち上げた黒人学生に向けた"ポストモダン"奨学金基金に寄付される。
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