"富嶽三十六景" をインスパイアしたクラシックランニングが登場!
スニーカーカルチャーにおいては古今東西のあらゆるものをコンセプトに、日々多様なデザインが繰り広げられている。日本の誇るシューズメーカー、"asics(アシックス)"が、日本の伝統美術を取り込むというのは称賛すべきことだ。誰もが知る、葛飾北斎の浮世絵の代表作、"冨嶽三十六景"をデザインコンセプトに、昨年35周年のアニバーサリーを迎えた、"GT-Ⅱ"が、2カラーで登場する。
現在の愛知県豊橋市に当たる、東海道の宿場吉田の、"不二見茶屋"を舞台にした風景を描いた、"東海道吉田"をインスパイアし、浮世絵のデザインを彩るグリーンとイエローの2カラーをベースに構成。ヒールには冨嶽三十六景を象徴する、富士山を模したロゴを型押しで配置した。なぜ36枚綴りの作品のうち、"東海道吉田"が選ばれたのか。茶屋で休憩する人々の様子に注目すると、出発しようと草鞋を結び直す人、そして駕籠屋は草鞋を叩いて手入れをしている様子が描かれている。そこには200年余り前の、スニーカーカルチャーの源流があった、というのは考えすぎであろうか。
日本国内では2022年7月28日に一部のアシックス取扱店にて発売予定。価格は13,200円(税込)。
また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのTwitterやFacebookなどで報告したい。
■ PURE AQUA/SAGE (1201A387-303)
■ CREAM/BUTTER (1201A387-100)