名作"SAMBA"の歴史と伝統に想いを馳せる特別な一足!
"ADIDAS(アディダス)"の創始者にして靴職人でもあった"アディ・ダスラー"が、1949年に自らデザインした最古のサッカースパイクは、1950年に開催されたサッカーW杯ブラジル大会に合わせ、民族舞踊"サンバ"からネーミング。当時は、オールレザー仕様のハーフブーツタイプのシルエットとなり、アッパーを走る"ステッチ"で耐久性を高めるなど、現在とは全く異なるデザインとなっていた。翌年、多目的なシューズへとアレンジされた"プロトタイプ"では、初めて"スリーストライプス"が描かれ、60年代、70年代のモデルチェンジを経て、端正なシルエットを誇る現在の"SAMBA(サンバ)”へと辿り着く。
積年のヘリテージに敬意を表した特別な一足がスタンバイ。しなやかなブラックレザーをベースに、トゥボックスからサイドにかけては、初代モデルの特徴的なディティールだった白い"ステッチ"を再現。現在も一部のエリートプレーヤーのスパイクなど、特別なモデルを一身に手掛けている"ドイツ・シャインフェルト工場"にて製造され、インソールにはそのグラフィックが描かれる。ヒールのプルストラップは60年代のモデルを踏襲。希少価値や目立つことが良し、とされがちな昨今のスニーカーシーンにおいても、着実にファン層を拡げ、上昇曲線を描いている、"SAMBA(サンバ)”。熟練の職人魂が宿り、シンプルながらも贅を尽くした逸足が、威風堂々たる魅力を放つ。
日本国内では2022年11月10日発売予定。価格は20,900円 (税込)。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのTwitterやFacebookなどで報告したい。