ベーシックへと回帰する'00sを彷彿させるミッドカット!
"BLUCE KILGORE(ブルース・キルゴア)"のデザインにより、"NIKE AIR(ナイキ エア)"を備えた初のバスケットボールシューズとして誕生した、"AIR FORCE 1(エアフォース 1)"。1990年代に入り、ハイテクスニーカーブームの到来と共にバリエーションに加わったミッドカットは、'90sのストリートシーンを代表するマスターピースであった。2000年代に入ると、"白蛇"を始め、"PUERTO RICO(プエルトリコ)"や、"WEST INDIES(ウェスト・インディーズ)"といった現代に受け継がれる名作が、ローカットで続々と登場する一方、ミッドカットは'90sとは逆行するようにベーシックなデザインが中心となり、徐々に存在感を潜めてゆくこととなる。
しかしながら40周年となる2022年、再びスポットを浴びたミッドカットは見事に復権を果たした。新たにラインナップされたのは、'00s初頭に数多く見られたベーシックな配色のミッドカット。ホワイトのレザーをベースに、スウッシュとアウトソール、そしてインナーにはライトグレーを配置しただけの、ごくベーシックなデザインだ。アイステイの形状が現行のスクエアタイプであることと、ミッドソールのペインティングを除くと、2003年にリリースされた、"306352-102"カラーとほぼ一致。華やかなバリエーションを展開したローカットの影に隠れた不遇な時代ではあったが、AF1の魅力を極限に引き出したデザインであることに疑いようはなく、今まさにその価値が認められる時代となったに違いない。
海外では2022/2023年に発売予定。
UPDATE
日本国内では2022年12月26日より、NIKE.COMにて発売開始。価格は14,300円 (税込)。
また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのTwitterやFacebookなどで報告したい。