厳しい基準を満たす、エアバッグ素材を取り入れてアップデート!
自動車業界では、製造の過程で発生する廃材を再利用することで、社会全体としての廃棄を減らすことを目指している。日本の大手自動車部品メーカーの"豊田合成株式会社"と"ASICS(アシックス)"は共同で、廃棄予定のエアバッグの生地をアップサイクルさせ、スニーカーを完成させた。ベースは、トレイルランニング用シューズ"GEL-SONOMA"とクロスカントリー用シューズ"15-50"の要素を取り入れた、街中からアウトドアシーンまで対応可能なハイブリッドモデル、"GEL-SONOMA 15-50"。そのデコラティブなアッパーに、自動車の搭載基準を満たすために試作され、強度がありながらしなやかさをあわせもち、高度な耐久性も備えているエアバッグを採用。あえて素材の良さを活かすため、パーツ構成もアレンジされている。また豊田合成が製造する標準のエアバッグに施された、赤いステッチやナンバリングをデザインに取り入れて、デザイン由来を巧みに表現。スニーカーに必要な耐久性や足の保護機能にもぴったりな素材かつ、サステナブルな視点でも秀逸な意義あるスニーカーとなっている。
日本国内では2023年1月26日、2月2日に発売予定。価格は16,500円 (税込)。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのTwitterやFacebookなどで報告したい。