"CHICAGO" の歴史の1ページをテーマにしたニューカラー!
1871年10月8日夜、シカゴの街で起きた火災は異常な乾燥と強風、さらに消防機関の連絡ミスなどにより800ヘクタールを焼き尽くし、250人以上が死亡、10万人以上が家を失う大災害となった。アイルランド系移民の、"オレアリー夫人"が牛舎で搾乳をしようとした際に、牛がランプを蹴飛ばしたことが出火原因として報じられたが、1893年に記事が捏造であったことを認めている。それでも当時反アイルランド感情の強かったシカゴでは、オレアリー夫人に対する疑念は払拭されず、さらに1世紀を経て1997年にアマチュア歴史化の提言により、シカゴ市議会は公式に夫人と牛の無実を認め、汚名は実に126年ぶりに晴らされたのだった。
今回、シカゴの歴史の1ページをテーマに、最新作となる、"NIKE AIR FORCE 1(ナイキ エアフォース 1)"のローカットが登場した。ベースにはサミットホワイトとジムレッド、そしてブラックで、"CHICAGO BULLS(シカゴ・ブルズ)"のチームカラーを構成。インサイドのスウッシュには火災の原因とされた牛柄をデザインし、ヒールタブも牛を想起させるピンクを使用。シュータンとインソールにはシカゴのスカイスクレイパーが描かれ、シカゴをスニーカーで物語る1足となっている。
海外では2023年10月21日にNIKE.COMにて発売予定。価格は$145。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのTwitterやFacebookなどで報告したい。