"AIR MAX"シリーズの過渡期を支えた野心的な1足が復刻へ!
西暦2000年を目前に控えると、沸点に達した"ハイテクスニーカーブーム"は陰りを見せ、パフォーマンス性を追求する最新作と、ファッション性を重んじるストリートとの間にも乖離が発生する。セールスとしては冬の時代と例えられるも、各社のテクノロジーはさらに進化。冬の時代を迎えたスニーカーシーンを尻目に、実験的とも思われるモデルが続々とリリースされていった。1999年に誕生、創業間もない"NIKE(ナイキ)"を支えた陸上選手"プリフォンテーン"の1マイルの最高タイムにして、"NIKE"のコーポレートナンバーとなっている、"6453"プロジェクトに迎えられたハイパフォーマンスモデル、"AIR SUNDER MAX(エア サンダー マックス)"もその代表作。アッパーには開閉式のジップを備え、シューレースを露出させない未来的なデザイン。流線型のシルエットを引き立てるように、マッドガードには通気孔を開けたスクエアパターンが並ぶ。加水分解が起きにくいファイロン素材のソールユニットには、フォアとリアそれぞれにビジブルエアを搭載し、クッション性と快適さを兼ね備えた。"AIR MAX SNDR "とリネームされた2024年の復刻では、オリジナルのデザインをベースに、"ディープ オーシャン/ゴールド"のオリジナルカラーをはじめ、ポップなネオンカラーも展開予定。2022年には、"COMME DES GARÇONS HOMME PLUS"とのコラボも発表されるなど、四半世紀を経た現在、新たな評価を集めそうだ。
海外では2024年秋にナイキ取扱店にて発売予定。価格は$180。
UPDATE
日本国内では2024年7月11日にBLUE ROOMにてイエローが先行発売。価格は23,980円 (税込)。
また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのTwitterやFacebookなどで報告したい。
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