古き良き時代感を彷彿とさせるスタイリッシュな2トーンカラー!
1984年に"NIKE(ナイキ)"は社運をかけて、ルーキーの"MICHEL JORDAN(マイケル・ジョーダン)"と契約に至る。その契約条件の一つにシグネチャーモデルの展開が含まれていた。そこでデザイナーの"ブルース・キルゴア"は急いで"AIR JORDAN 1(エアジョーダン1)"を制作に取り掛かった。ただNBAの初試合には間に合わなかったため、そこで当時展開されていた"AIR SHIP(エア シップ)"を着用してコートデビューを飾った。"AIR SHIP"は最上級モデルのバスケットシューズであり、発売初期では28,000円ほどで、一般モデルの中では群を抜いて高価格帯の一足となっていた(翌年に素材を変更して安くしている)。また"MJ"のために一般販売モデルとは異なり、ソールを薄くして、ミッドカットに修正するなど、プレイしやすいように改良が図られていた(現在の復刻モデルは、このPEのデザインを踏襲している)。そしてNBA規定に抵触して罰金を払ったとされる、"BANNED(バンド)"も実際は"AIR SHIP"の黒赤を着用していたことだと、後に判明している。"AJ1"の影に隠れる形で陽の目を見てこなかった名作は、2020年に初復刻を果たすと、カラーバリエーションを増やしファッションシーンでも注目を高めている。
今作ではオリジナル当時のカラースキームと同じ、2トーンベースで構成。ホワイトにミッドナイト ネイビーのシンプルスタイリッシュな色合いが魅力となっている。
海外では2024年1月27日にジョーダンブランド取扱店に発売予定。価格は$140。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのTwitterやFacebookなどで報告したい。