異彩を放つレトロフューチャーなスタイルが再び注目を浴びる!
"NIKE(ナイキ)"は"AIR(エア)"に代わる新世代のクッショニングを開発するため、20年以上に渡って最適なデザインを模索していた。1984年に"ブルース・キルゴア"が考案した「スプリングコイルを組み込んで推進力や反発力を得る」というアイデアが、2000年に具現化されたのが"SHOX(ショックス)"である。ソールに高反発素材"PEBAX(ぺバックス)"で作られた円柱状のスプリングコラムを並べることで、着地時の衝撃を吸収し、蹴り出しの反発力に変換。次世代のクッショニングとして新たな可能性を切り拓いた。
今作はランニングシューズとして、2003年に発売された"SHOX TL(ショックス TL)"。トータルレングスの名の通り、ソールには大小合わせて11本の円柱状スプリングコラムがつま先からかかとまで並べられている。その大胆かつ奇抜なデザインは、現在でも色褪せない魅力を放つ。今作は、2019年にもリリースされたピュアプラチナム/クロームカラーが復刻。グレーベースのメッシュアッパーに、クロームの樹脂パーツがクールな輝きを放つ。ソールも同様にクロームのコラムと半透明のアウトソールで統一され、涼しげな印象を与える。未来的なデザインと高機能を融合させた、時代を超えて愛されるスニーカーの一つとして、再び脚光を浴びることは間違いなさそうだ。
日本国内では2024年7月9日にナイキ取扱店にて発売予定。価格は25,630円 (税込)。
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