歴史を刻む"SAMBA"、新たなミニマルデザインで登場!
1950年、ドイツのピッチで産声を上げた"SAMBA(サンバ)"。その機能性とデザインはサッカー選手たちを魅了し、瞬く間にフィールドを席巻した。しかし、"SAMBA"の物語はそこで終わらない。70年代後半、イギリスの若者たちはスタジアムを飛び出し、街中でスポーツウェアを纏い始めた。彼ら、カジュアルズと呼ばれる新たなムーブメントの中心に、マイナーチェンジをしたトレーニングタイプの"SAMBA"があった。また、パンクやスキンズといった音楽シーンでも、"SAMBA"は自己表現の象徴として支持された。
海を渡った日本では、90年代のヴィンテージブームが"SAMBA"を再燃させた。"ボブ・マーレー"が愛用していたという伝説が、ストリートに"SAMBA"旋風を巻き起こし、"ケイト・モス"をはじめとするファッショニスタたちがその魅力を世界に発信した。そして2020年、ブロークコアの波に乗り、"SAMBA"は再び脚光を浴びる。多くのショップで完売を記録し、現在はカラフルなバリエーションで世代を超えてファンを惹きつけている。
今回はパッドをなくしてミニマルなデザインで再構築した"SAMBA DECON(サンバ デコン)"となる。上質で柔らかなレザーをアッパーにあしらい、余分な厚みを無くしたことで、すぐに足に馴染むデザインとなっている。また、踵を踏んでスリッポンのように履いたり、旅行の時などはコンパクトに畳んでバッグに収納できるなど、幅広く使える逸足となっている。今回はカラートーンを揃えたベージュとグレーの2色がラインナップする。
日本国内では2024年7月19日にアディダス取扱店にて発売予定。価格は19,800円 (税込)。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのTwitterやFacebookなどで報告したい。
■MAGIC BEIGE/SANDSTORM/GOLD METALLIC (IH5382)
■PANTONE/PANTONE/SILVER METALLIC (IH5384)