USA代表を意識させるスタイリッシュなカラーリング!
1980年代、"NIKE(ナイキ)"のデザイナー、"ブルース・キルゴア"は、スニーカーの概念を覆す大胆なアイデアを閃いた。"AIR(エア)"に代わるクッショニングとして、「スプリングコイル」の力を利用するというものだ。その革新的な発想は、2000年、"SHOX(ショックス)"テクノロジーとして現実のものとなる。高反発な円柱状のコラムに、衝撃吸収性に優れた素材"PEBAX"を組み合わせた"SHOX"は、着地の衝撃を推進力へと変換する、まさにバネのような機能を果たす。このテクノロジーを初めて搭載したバスケットボールシューズ"SHOX BB4"は、ヴィンス・カーターの驚異的な跳躍力を支え、シドニーオリンピックでの伝説的なダンクを生み出した。そして2001年、"SHOX"はランニングシューズの世界にも進出。"SHOX R4(ショックス R4)"は、ヒールに配置された4つの円柱状コラムが、その圧倒的な反発力を視覚的にアピールする、近未来的なデザインで登場した。滑らかな合成素材のアッパーに、レーザーカットの通気孔が施されたその姿は、まるでSF映画から飛び出してきたかのよう。ストリートを席巻し、ファッションアイテムとしても高い人気を誇った。今回復刻される"SHOX R4"は、オリンピックを彷彿とさせるカラーリングで登場。ホワイトのスムースレザーアッパーに、グレーのスウェード補強とクリーム色のヌバックのアイステイが、上品なコントラストを生み出す。ゴールドの"SHOX"と、ブルー&レッドのプレートが、足元に華やかなアクセントを添える。
海外では2024年にナイキ取扱店にて発売予定。価格は$170。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのTwitterやFacebookなどで報告したい。