毛足の長いスウェードで温かみのあるシルエットへ刷新!
1989年、"NIKE(ナイキ)"のバスケットボールカテゴリーに、"AIR FLIGHT(エアフライト)"シリーズが誕生した。インサイドプレーヤーに愛された重厚な"AIR FORCE(エア フォース)"シリーズとは対照的に、「飛翔」をテーマに軽量化し、スピードプレーヤー向けに開発された。リリース当時は"AIR FLIGHT"と名付けられ、ハイカットとミッドカットが展開。どちらも同時期に誕生した"AIR JORDAN 4(エア ジョーダン 4)"と同じビジブルエアを搭載したソールユニットが採用された。当時は"スコッティ・ピッペン"や"ロン・ハーパー"などが愛用。2000年代に入り、ミッドカットが復刻を果たすと、"AIR FLIGHT 89"とリネームされ、ストリートシーンで再び脚光を浴びるようになった。2023年には"STUSSY(ステューシー)"とのコラボレーションも登場し、80年代後期に生まれたハイテクとクラシカルの狭間のデザインは、今も高い評価を受けている。
秋冬のスタイリングを意識したスウェード素材を纏った新作がスタンバイ。サンドカラーをメインに使い、差し色にバロック ブラウンとカーキを添えて、落ち着きあるブロッキングを構成。レトロな魅力を残しつつも、どこか愛嬌のあるデザインに導いている。
海外では2024年にナイキ取扱店にて発売予定。価格は$140。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのTwitterやFacebookなどで報告したい。