往年の名作ランニングシューズからサンプリング!
2024年パリ五輪のために"NIKE(ナイキ)"が用意した55種のシューズで構成された"ELECTRIC PACK(エレクトリックパック)"は、大胆で、恐れを知らず、畏敬の念を抱かせるような雰囲気、つまり勝利を表現することをコンセプトにデザインされた。そこで選ばれたのが、1987年に発売された"AIR SAFARI(エア サファリ)"だった、オーストリッチ柄とオレンジをメインに使い、インパクト抜群のデザインを完成させた。今回のスケートボーディング用に開発された"PS8"もまた、"ELECTRIC PACK"の一つとして展開された。そして今回は、オリジナルの"AIR SAFARI"のカラーブロッキングを踏襲した配色で登場する。このサファリ柄は、天才デザイナー"TINKER HATFIELD(ティンカー・ハットフィールド)"が、スポーツではなくファッションの視点でスニーカーをデザインする際、ニューヨークの高級家具店で見かけたオーストリッチのソファーからインスピレーションを得て生まれたもの。特徴的な斑点模様のサファリ柄は、一目で記憶に残るデザインとなっている。
今回の"PS8"も、鮮やかなオレンジ、ブラックのクォーターパネル、前後に配されたグレーのサファリ柄といった、オリジナルと同じブロッキングで構成されている。足馴染みの良いフィット感を提供するフライニットアッパーに加え、つま先にはサファリ柄の補強が施されており、デザインと機能性が両立している。特殊なフォームとナイロンプレートを備えたミッドソールには、衝撃吸収性に優れた"ZOOM AIR"を内蔵。さらに、ミッドソールは半透明に仕上げられ、涼やかな雰囲気を演出している。37年前に誕生したカラーリングながらも、色褪せることなく現代的な魅力を放っている。
海外では2024年にナイキSB取扱店にて発売予定。価格は$130。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのTwitterやFacebookなどで報告したい。