1998年6月14日、NBAファイナル第6戦で伝説は生まれた。残り5秒で逆転ショットを決めた”MICHAEL JORDAN(マイケル ジョーダン)”。後に”ラスト ショット”と呼ばれ、長く語り継がれることになるこのシーンは、優勝と同時に引退という劇的なフィナーレを迎え、まさにスポーツ史に残る伝説のショットとなった。
その最後の舞台で足元を支えたのは”AIR JORDAN 14 (エアジョーダン 14)"となる。当時のジョーダンの愛車”フェラーリ550M”からインスピレーションを受けて製作。マーク・スミスとティンカー・ハットフィールドにより練り上げられたデザインには、エンブレム調のジャンプマンロゴやミッドソールの特徴的な通気口など、フェラーリのパーツを模したものが多く見受けられる。また片足にシューレースチップを含め片足にジャンプマンマークが7つ入り、左右合わせて14個となり、シューズナンバーと一致しているところも見逃せない。
今作はシカゴ・ブルズのアウェイカラーをアグレッシブな配色で表現。タンブルレザーとスウェードで構成されるアッパーは質感に優れ、サイドにイエローで輝くジャンプマンは愛車フェラーリのごとくエレガントなイメージを演出する。
2018年に生誕20周年を迎えることから、来年6月に復刻が噂されている。また詳細が分かり次第、スニーカーウォーズで取り上げたいと思う。
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