1988年のNBAオールスターで行われたダンクコンテストは、マイケル・ジョーダンとドミニク・ウィルキンスの歴史に残る戦いとなった。両者共にハイレベルなダンクを繰り出し残された最後の一投、タイマーが"3:51"を告げた時、マイケルジョーダンはフリースローラインからテイクオフ。会場すべての視線が注がれる中、圧倒的な跳躍力でダンクを決めて文句なしの50点満点をたたき出し見事に連覇を達成した。
その足元を飾ったのは"AIR JORDAN 3 WHITE/CEMENT(エアジョーダン3 ホワイト/セメント)"だった。当時、ナイキから他ブランドへの引き抜きが噂されたマイケルジョーダンを引き留めるべく、それまでのバスケットシューズの概念を変えた新たな機能と造形美を誇るモデルとなった。現在まで受け継がれているジャンプマンやエレファントパターンが誕生。サポート性と安定感を両立させたミッドカットを採用し、またシリーズで初めてビジブルエアを搭載。ナイキが打ち出した”AIR"というコンセプトを具現化した、それまでのバスケットシューズの概念を変える一足となった。
ジョーダンが履いて出場したダンクコンテストから30年、ホワイト/セメントのカラーリングが新たな装いで復刻を復刻を果たす。2013年にオリジナルのディティールを再現した"AIR JORDAN 3 ’88"がリリースされて往年のファンを喜ばせたが、本作も同様にヒールに"NIKE"ロゴをセットしたOG仕様で登場するようだ。アッパーはソフトな質感のホワイトレザーで構築、トゥとヒールにはセメントパターンを配しオリジナルのテイストを踏襲。アウトソールはクリア素材に変更されている。ヒールタブの内側にはダンクを踏み切った際のタイマー"3:51"の文字が入り、歴史に残るワンシーンを称えたトリビュートモデルとなっている。
日本国内では2018年2月14日にatmos系列限定で発売予定。価格は23,760円 (税込)。
UPDATE
2018年6月8日より日本国内ではNIKE+SNKRS APPにて再販予定!
【オンライン】
・NIKE+SNKRS APP (iOS/Android) AM9:00