ピストンズを栄冠に導いた名選手のシグネチャーモデルが復活!
今から36年前、名デザイナー"BRUCE KILGORE(ブルース・ キルゴア)"により生み出された、NIKE AIRを搭載した初めてのバスケットボールシューズ"AIR FORCE 1(エアフォース1)"。コート上での役割を終えストリートへと活躍の場を移し、なお時代を超えて愛され続ける名作をNBAの舞台で愛用した選手がいた。"RASHEED ABDUL WALLACE(ラシード・ウォーレス)"は1995~2013年にかけてNBAでプレイした名フォワード。テクニカルファウルが代名詞のような気性の激しい彼の足を守ったのは、ストラップを後ろへ垂らして履くスタイルのエアフォース1のハイカットだった。211cmという高身長でかつ腕をいっぱいに伸ばして放つ打点の高いジャンプシュートはブロック不可能とも言われた。荒っぽい性格とは対照的なその美しいフォームが、シグネチャーモデルとしてリリースされたエアフォース1に刺繍されている。
2004年NBAファイナルの対戦相手はコービー、シャック、ペイトン、マローンの"最強のカルテット"4人を擁するレイカーズ。シーズン中にトレードで"DETROIT PISTONS(デトロイト・ピストンズ)"に加入した"SHEED"は最後のピースを埋めるかのようにチームにマッチし、まるでオールスターチームかのようなレイカーズを下す原動力となった。そのファイナルでの活躍を祝うかのようにリリースされたのがピストンズカラーの"エアフォース1ハイ(307722-141)"。ホワイトのパテント素材でアッパー全面を覆い、スウッシュとソールはブルーで統一。同じくブルーのストラップには当時ラシードが身に着けていた背番号"30"が入る。今回の復刻では予備のストラップが付属しており、ラシードがジャッジに不満を込めて言い放った"BALL DON'T LIE(ボールは嘘をつかない)"というメッセージが込められている。またデュブレにはピストンズが14年ぶりの優勝を果たした"2004"年が刻印される。
海外では2018年4月26日にNIKE.COMなどでリリース予定。価格は$130。国内での販売予定は現在のところ未定だが、続報があればスニーカーウォーズのLINE@などで報告したい。