ナイキ初の3Dプリントを活用したランニングシューズが誕生!
2018年4月22日のロンドンマラソン開催に合わせて、
史上最速の2時間切りを目指すランナー"エリウド・キプチョゲ"のために制作されたランニングシューズが進化して登場。2017年9 月、ベルリンの世界屈指の高速マラソンコースを走ったエリウド・キプチョゲは、ナイキが開発した最強の"ZOOM VAPORFLY ELITE(ズーム ヴェイパーフライ エリート)"を着用。大雨と湿度99%という環境に負けることなく、42.195 キロを好成績で走り抜けた。しかし彼が目指していた世界記録には届かなかった。その原因のひとつは水を吸って重くなったシューズだった。そこでソール部分はそのまま維持しながら、新しいアッパーを開発し、問題を解決することにフォーカス。実験段階だった"NIKE FLYPRINT(ナイキ フライプリント)"と名付けられた3Dプリントを活用したアッパーを採用。固体堆積モデリング(SDM)と呼ぶ、コイル状になっているTPU の繊条組織を解き、それを溶かし層に重ねるプロセスによって形成される。12gの軽量化を実現させるアッパー素材は、交差している繊維同士に摩擦が起こるため、引っ張り強度が高まると同時に、足を適切な位置で安定できる構造となった。カラーはケニアの練習環境(クレーのトラック、緑の草木と、カブト虫の外殻のような虹色)を表現した。4 月22 日のロンドンマラソンにてキプチョゲが着用して走ることとなっている。
2018年4月22日よりロンドン限定でSNKRS APPにて限定販売予定。日本国内でのリリース予定はない。