過熱するオンラインでのスニーカー争奪戦をテーマにデザイン!
昨今スニーカーブームのなかで、スニーカーを購入するためにオンラインでは消費者同士の競争に加え、一秒間に数千回のデータを送信する BOT が出現。それにより、消費者と BOT の競争、オンラインショップ側の BOT 対策の攻防など、プログラミングコードを介したスニーカー購入を巡る、新たな"スニーカー争奪戦"が勃発している。その現代版のスニーカーウォーズをスニーカー自体で表現するべく製作したのが"CYBERWARS(サイバーウォーズ)"。設計者の意図しない動作をするコンピュータ ウィルスが広まり始めた1985年、その年にリリースされたテニスシューズの"CLUB C(クラブ C)"をベースに採用。コートモデルならではのクラシカルなシルエットの中に、相反するサイバー感を落とし込むことに挑戦した。
PCやスマートフォンの画面をイメージしてアッパーはブラックを基調としたシンセティックレザーで構築。その上にプログラミングコードを連想させるため、透明の文字列でデジタル感を出し、光に反応するリフレクティブプリントを採用、フラッシュを焚くと一部のコードが浮かび上がるギミックを搭載した。サイドのユニオンジャック部分は、電源ランプをイメージ。インソールとシューレースチップは赤と緑で電源の“ON/OFF”、プログラミングでの“真/偽”、“成功(True)/失敗(False)”を表現。アウトソールも電源をモチーフとして、暗闇で光る“グロー・イン・ザ・ダーク”仕様に仕上げた。
日本国内では2019年4月20日よりリーボッククラシック取扱店にて発売予定。価格は9,709円 (税込)。