60年代のオリンピアンの足元を飾った名作が復刻!
マラソンゴールドメダリスト"アベベ"が裸足で街中を駆け抜けた、第17回オリンピックはイタリアの首都ローマで1960年に開催された。"ADIDAS(アディダス)"からは「それぞれのスポーツのニーズに合わせた耐久性」をテーマにしたトレーニングシューズ"ROM(ローマ)"が用意された。同時期にリリースされた"イタリア"がカンガルーレザーだったのに対し、"ローマ"は贅沢な牛皮をアッパーに使用。ヒールにはリアキャップを取り付けてシューズ内での足の安定を図り、改良を加えた後にはサッカーのトレーニングシューズとしても高い評価を受けている。
本作はアッパーをしなやかなレザーで構築。グリーンのスリーストライプがビンテージ感漂わせるホワイトベースと、大人のカジュアルを演出するベージュの2カラーがラインナップ。サイドにはアディダスの"都市シリーズ"のスニーカーを象徴するゴールドロゴを刻印。耐久性を高めるためにスエードをあしらったT字トゥ、くさび形のミッドソールは70年代後期にモデルチェンジされたディテールを踏襲。トゥガードとアウトソールにはガムラバーを加えモダンな要素も織り交ぜた。生産国や流通経路、時代ととも細部に微妙な変化を加えつつ、薄型のミッドソールとシャープなトゥが織りなす造形美はクラシカルな"ROM"の魅力を現代に伝えている。
日本国内では2019年5月9日よりアディダス取扱店にて発売予定。価格は15,120円(税込)。
■ BROWN/SAND (CG5989)
■ WHITE/GREEN (CG5990)