2004年に始動したアディダスのコレクション”コンソーシアム(Consortium)”より、ロンドンオリンピックをテーマにした新プロジェクト”ユア・ストーリー(Your Story)”が展開。今回は9人のクリエイターを迎え、それぞれが思い描いている”オリンピック”のイメージをスニーカーに落とし込んでいる。
そして今回は、オーストラリアのシドニーでファッションブランド"スリー・オーバーワン(THREE OVER ONE)"のオーナー兼デザイナーを務める"ジム・トンプソン(Jim Thompson)"氏が手掛けた一足が登場。1982年にリリースされた”マッチプレイ(MATCHPLAY)”をスニーカーベースに採用。アッパーのメイン素材にワックスドレザー、トゥボックスには上質なピッグスキンスウェードを使用。カラーリングは、ミニマムなモノトーンで仕上げている。このマテリアルと配色は、1930年代に誕生したアディダス初期の"陸上競技用スパイク"からインスパイアを受けてチョイスされている。またライニングを取り付けないことで手作り感を演出。シンプルさの中に、アディダスの歴史やヘリテージ感を詰め込んだトンプソン氏の美学が感じとれる一足となっている。
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